高倉健と江利チエミの伝説的夫婦愛と電撃離婚の裏に隠された真実
1950年代初頭、ジャズシンガーとして彗星のごとく現れた江利チエミは、キングレコードから発表したデビュー曲『テネシー・ワルツ』の大ヒットで一躍全国区のトップスターとなった。抜群の歌唱力と明るいキャラクターで親しまれ、国民的コミックの実写映画化である『サザエさん』シリーズの主演を務めるなど、まさに時代の寵児として日本中を魅了していた。
一方、東映のニューフェイスとして日本映画業界へ足を踏み入れたばかりの無名時代を過ごしていたのが高倉健だった。二人の運命が交錯したのは1956年の映画『咲子さんのかんざし』での共演だ。すでに大スターだった彼女と、まだ駆け出しの青年俳優。最初こそ不器用な接点だったが、飾らない人柄とお互いへの深いリスクペクトがふたりの距離を急速に縮めていった。
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