胸が小さくてもマンモは挟める?激痛の噂と正しい検診の受け方
ネット上では「小胸は皮を無理やり引っ張られるから激痛」「大胸より痛い」といった体験談が散見されます。しかし、痛みの強弱を決定づける最大の要因は、サイズではなく乳腺密度の高さ(高濃度乳房=デンスブレスト)にあります。
乳房は主に母乳を作る「乳腺」とそれを保護する「脂肪」で構成されています。脂肪組織は柔らかく圧迫しても痛みが少ないのに対し、乳腺組織は硬く弾力があるため、押し広げられる際に強い痛みを感じやすくなります。特に20代から40代前半の日本人女性や痩せ型体型の女性は、乳房内の乳腺の割合が極めて高いデンスブレストの比率が8割近くにのぼるとされ、これが激痛の噂を生む大きな背景となっています。
デンスブレストにはもう一つ重大な注意点があります。マンモグラフィのX線画像では、乳腺組織も腫瘍(しこり)も同じく「白」く写し出されます。乳腺がぎっしり詰まっていると、白い乳腺の中に白い病変が隠れてしまい、見落としが発生しやすいという構造的弱点があるのです。だからこそ、自分の乳腺タイプを把握することが何より大切になります。
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