妊娠中のネイルはいつまで?臨月前のオフが必要な医療的理由とリスク
「手の爪がダメならフットネイルなら問題ないのでは?」と考える方もいますが、フットネイルも同様に落とす必要があります。手術中や救急処置の際、手の指で血圧測定や点滴留置を行う関係上、足の指にパルスオキシメーターを装着することが頻繁にあるためです。
また、セルフマニキュアと除光液(アセトン)の安全性についても正しい理解が必要です。マニキュア自体が胎児に直接悪影響を与える可能性は極めて低いものの、除光液に含まれる有機溶剤の強い刺激臭は、妊娠初期のつわり症状を悪化させる強い誘因となります。使用する際は必ず換気の良い部屋で行い、アセトンフリーの刺激が少ないリムーバーを選ぶなどの配慮が欠かせません。
なお、妊娠中であることを伝えるとネイルサロン側から施術を断られる理由もここにあります。施術中に長時間同じ姿勢(仰向けや座位)を取ることで起きる「仰臥位低血圧症候群」や、溶剤の臭いによる急な体調不良、万が一の施術中のトラブルに対してサロン側が医療的責任を負えないため、妊婦の施術を規約で制限している店舗が多いのが実情です。
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