部屋に入った蚊の寿命は何日?オスとメスの違いと越冬の真相を解説
「寒くなれば蚊はいなくなる」と思われがちですが、冬の蚊の寿命には種族ごとに異なる生存戦略が隠されています。代表的な越冬パターンは以下の3つに分かれます。
1つ目はヒトスジシマカで、成虫は初冬までにすべて寿命で死に絶え、「卵」の状態で水底に留まり冬を越します。2つ目はアカイエカで、秋に交尾を終えたメスが洞窟や床下、押し入れの奥などの暗所に潜み、成虫のまま代謝を落として冬を越す戦略をとります。
そして3つ目が、近年都市部で大きな問題となっている「チカイエカ」です。チカイエカが越冬を必要とせず真冬でも活動できる理由は、地下鉄の坑道、ビルの排水槽、マンションの浄化槽といった年間を通じて15度以上が保たれる人工空間に生息しているためです。休眠することなく一年中繁殖と吸血を繰り返すため、真冬のタワーマンションやオフィスビルで刺される被害の多くはこのチカイエカが原因となっています。
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