今なぜ溶連菌が流行ってるのか?大人の重症化サインと風邪との見分け方

今なぜ溶連菌が流行ってるのか?大人の重症化サインと風邪との見分け方について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

溶連菌は大人にも容赦なく感染します。しかし、大人の溶連菌の症状は子どもとは少々異なる経過をたどることがあるため警戒が必要です。

大人の場合、典型的な高熱が出ずに「微熱と耐え難い喉の痛み」「強烈な首のリンパ節の腫れ」「身体のだるさ」だけで推移することがあります。そのため「仕事の疲れ」「乾燥による喉荒れ」と誤認して放置し、周囲に感染を広げてしまうケースが多発しています。

さらに注視すべきなのが、稀に起きる劇症型溶連菌感染症(STSS)です。咽頭炎を引き起こす通常の溶連菌とは感染経路や病態が異なる場合が多いものの、同じA群溶血性レンサ球菌などが筋肉や深部組織に侵入することで発症します。手足の急激な激痛や腫れ、高熱、血圧低下が数時間単位で急速に進行し、多臓器不全に至る危険性があります。喉の痛みに限らず、手足の急速な腫脹や激痛を伴うショック症状が現れた場合は、一刻を争う救急要請が求められます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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