エレベーターで息ができない?閉所恐怖症の真の原因と最新対処法

エレベーターで息ができない?閉所恐怖症の真の原因と最新対処法について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

逃げ場のない狭い場所に足を踏み入れた瞬間、なぜ呼吸すら困難になるのか。その答えは、脳の奥深くに位置するアーモンド型の小器官「扁桃体」にある。扁桃体は本来、生存を脅かす危険を検知し、瞬時に警報を鳴らす役割を担う。

だが閉所恐怖症の患者の脳内では、この扁桃体が過剰反応を起こしている。壁に囲まれた空間を「生命の危機」と誤認し、交感神経へ一気に過剰な指令を出すのだ。その結果、急激な心拍数の上昇、発汗、息切れが引き起こされる。アメリカ精神医学会の診断基準においても、こうした症状は広義の不安障害やパニック障害と深く関連していると位置づけられている。脳が「今すぐ逃げろ」と誤アラートを鳴らし続けている状態なのだ。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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