【2026年版】6月の行事食総まとめ!水無月や入梅いわしの由来と旬献立
6月には水無月以外にも、健康を祈り旬の味覚を味わう大切な節目があります。
1. 「入梅いわし」で梅雨バテを防ぐ滋養強壮
雑節の一つである「入梅(にゅうばい・例年6月11日頃)」前後に水揚げされるマイワシは、「入梅いわし」と呼ばれます。特に千葉県の銚子港などで水揚げされるものは、産卵前で1年の中で最も脂が乗っており、丸々と太っているのが特徴です。
じめじめとした湿気で食欲が落ちやすい梅雨の時期、良質なたんぱく質やEPA・DHA、ビタミンDを豊富に含むいわしを食べることは、理にかなった梅雨バテ予防策として受け継がれてきました。梅干しと一緒に煮付ける「いわしの梅煮」やすり身のつみれ汁、香ばしい蒲焼きが定番の食べ方です。
2. 6月16日「和菓子の日」と平安の厄除け儀式「嘉祥(かじょう)」
全国和菓子協会が制定した6月16日の「和菓子の日」は、平安時代初期の「嘉祥」の儀礼に由来します。848年(承和15年)、仁明天皇が疫病の蔓延を鎮めるため、6月16日に元号を「嘉祥」へと改元し、16にちなんだ数のお菓子や餅を神前にお供えして厄除けを祈ったことが始まりです。
江戸時代には幕府の公式行事「嘉祥頂戴(かじょうちょうだい)」として定着し、将軍が大名や旗本へお菓子を配る習わしがありました。現代でも6月16日には、厄除け招福を願って季節の和菓子を食べる習慣が親しまれています。
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