口の中が甘いのはストレスのサイン?原因・糖尿病との見分け方と対処法
口内の環境変化そのものが、味覚のバグを引き起こすルートも存在します。その代表格が、唾液分泌低下によるドライマウスです。
強いストレス下では交感神経が優位になり、サラサラとした唾液の分泌が抑制され、粘り気のある唾液が少量出るだけの状態になります。唾液の自浄作用や保湿機能が落ちると、口内細菌のバランスが崩れ、舌苔(ぜったい)に付着した成分や唾液中のムチン質が変質し、甘味や苦味として知覚されやすくなるのです。
さらに、亜鉛不足による味覚症状も現代人に頻発しています。舌の表面にある味を感じるセンサー「味蕾」は新陳代謝が極めて活発な組織であり、細胞分裂に必須のミネラルである亜鉛が枯渇すると真っ先に機能不全を起こします。加工食品への偏りや過剰なアルコール摂取、慢性的なストレスは亜鉛の消費を加速させるため、知らず知らずのうちに味覚異常を招く土壌を作ってしまいます。
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