2026年最新検証:ペラペラはもう古い?軽自動車の安全性に潜む「意外な盲点」と最新衝突テストのリアル

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しかし、手放しで安心できるわけではない。運動エネルギーは「質量×速度の2乗」で決まる。ここに軽自動車が構造上抱え続ける根本的な弱点がある。

相手が同等サイズの軽自動車やコンパクトカーであれば、双方のエネルギー吸収構造が対等に働き、互いの車体が潰れることで衝撃を和らげられる。だが、相手が重量2トンを超える大型SUVや20トンクラスのトラックとなった場合は話が変わる。

質量差が大きすぎる場合、軽い方の車体は衝突の瞬間に弾き飛ばされ、急激な加速度(減速G)が乗員の内部器官に深刻なダメージを与える。どれほど車体骨格が強固でキャビンが潰れなくとも、人間の体が受ける「慣性の力」そのものを消すことはできない。これが、車重約900kgの軽自動車が直面する物理的な限界だ。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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