アート梱包・輸送の極意!破損を防ぐプロの技術と費用相場を徹底解剖

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国境を越えるアート輸送では、物流の物理的ハードルに加えて複雑な法規制が立ちはだかります。とくに注意すべきが海外アート輸送通関手続きです。

海外の展覧会へ作品を一時的に輸出し、展示終了後に日本へ戻す場合には「ATAカルネ(通関手帳)」の活用が一般的です。これにより、輸出入時の関税や付加価値税の支払いが免除され、通関手続きが大幅に簡素化されます。しかし、木製クレート資材に対する熱処理消毒証明(ISPM No.15規格)の不備や、ワシントン条約(CITES)に抵触する素材(象牙、鼈甲、特定の希少木材など)が含まれている場合、税関で作品が長期差し押さえになるリスクもあります。

こうした国際トラブルを回避するために重宝されているのが展覧会搬入搬出代行サービスです。現地の提携アートハンドラーと連携し、空港からの保税輸送、現地会場での開梱、壁面への展示施工(インストレーション)、展示終了後の再梱包・返送までをワンストップで代行します。作家やギャラリストが現地に長期間滞在できない場合でも、作品の安全とスケジュールを完璧に担保してくれます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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