【現地ルポ2026】大阪・ミナミの西端で何が起きているのか? 昭和の面影を残す「アポロビル 桜川」が放つ異彩と新しいカルチャーの熱気
この建物の真骨頂は、昼と夜で表情をガラリと変える点にある。昼間はデザイン事務所のスタッフやギャラリーを訪れるアートファンが静かに行き交う。だが夕暮れが迫り、通り沿いの街灯が点灯する頃になると、階下の小料理屋やバーの暖簾が上がり始める。
古くからの常連客である近所の職人と、近年移り住んできた若手クリエイターが、同じカウンターで酒を酌み交わす光景は日常茶飯事だ。新旧の住民が自然に溶け合う空間として、単なる不動産を超えた地域のコミュニティハブとしての役割を果たしている。
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