名曲涙そうそうの森山良子が明かす新境地と名門一家の知られざる絆
日本のポピュラー音楽史を語るうえで、森山家を中心とする音楽一家の存在は際立っている。長男のシンガーソングライター・森山直太朗との関係は、単なる母子にとどまらない。互いの才能を認め合い、刺激を与え合う稀有なアーティスト同士の絆で結ばれている。
自宅のリビングで自然とセッションが始まるような環境で育った森山直太朗の音楽性には、母から受け継いだ声の伸びやかさと、独自の詩世界が共存する。テレビ番組やフェスでふたりが声を重ねるたび、血の通ったハーモニーが聴衆を魅了してやまない。
さらに、彼女の従兄にあたるレジェンド、ムッシュかまやつ(かまやつひろし)の存在も忘れてはならない。グループサウンズからフォーク、ロックへと自在にジャンルを横断した彼の自由奔放な音楽スピリットは、彼女の表現活動にも多大な影響を与えた。ジャンルの垣根を軽やかに飛び越える奔放さは、この名門一族の遺伝子と言えるだろう。
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