なぜ副鼻腔炎と中耳炎は併発する?耳の閉塞感や痛みの原因と最新治療法
鼻水が出た際、無意識に「ズズッ」と強くすすってしまう行為は、中耳炎を急激に悪化させる最大の要因です。鼻をすすると鼻腔内が強い陰圧になり、膿や病原体を含んだ鼻汁が耳管を通じて中耳腔へと一気に吸い上げられてしまいます。
耳のトラブルを防ぎ、副鼻腔炎を早期に落ち着かせるためには、正しい鼻のかみ方と日常的なセルフケアが有効です。
鼻をかむ際は、必ず「片方ずつ小鼻を押さえ、口から息を吸ってゆっくり優しく押し出す」ことが鉄則です。両鼻を一度にかんだり、力を入れすぎたりしてはいけません。
さらに、鼻腔内の病原体やアレルゲンを物理的に洗い流す「生理食塩水による鼻うがい(鼻洗浄)」は、副鼻腔の換気を促し、耳管開口部の炎症を鎮める上で優れた予防・改善効果を発揮します。ただし、洗浄液を注入しながら唾液を飲み込むと耳に液体が流れ込む恐れがあるため、「あー」と声を出しながら前傾姿勢で行う正しい手順を徹底してください。
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