二分脊椎のSharrard分類完全網羅!残存筋と歩行予後の見極め方
PT・OT国家試験でSharrard分類を問われた際、無機質な表の丸暗記では緊張下で度忘れしやすくなります。効率的な攻略法は、「関節の運動方向が上から下へと降りていく解剖学的ロジック」で覚えることです。
ヒトの下肢運動は、腰髄から仙髄に向かって次のように順序正しく制御されています。
1. 股関節を曲げる(屈曲):L1-L2(腸腰筋)
2. 膝関節を伸ばす(伸展):L3-L4(大腿四頭筋)
3. 足関節をつま先上げる(背屈):L5(前脛骨筋)
4. 足関節をつま先下げる(底屈):S1(下腿三頭筋)
「股屈曲(L1/2)→ 膝伸展(L3/4)→ 足背屈(L5)→ 足底屈(S1)」という身体の下降ラインを頭に叩き込んでおけば、試験問題で「L3レベルで可能な動作はどれか」「大腿四頭筋が残存する最小のレベルはどこか」と問われても即座に正解を導き出せます。装具の適応問題が出た場合も、「L3なら膝を伸ばせるからKAFOからAFOへのステップアップを検討」「L2なら膝が折れるから股装具やKAFOが必須」と論理的に判断できます。
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