名花クリスチャン・ディオールの魅力と育て方|真紅の四季咲きを極める
クリスチャン・ディオールの美しい樹形を維持し、春と秋に最高品質の花を咲かせる鍵となるのが「剪定作業」です。大輪咲きのハイブリッドティーローズは、枝の太さに応じたメリハリのあるカッティングが求められます。
■ 冬剪定(1月下旬〜2月中旬)
株が完全に休眠している時期に行う強剪定です。枯れ枝、細枝、内側に向かって伸びる交差枝を根元から整理します。残した主枝は全体の樹高の約1/2〜1/3程度まで切り戻し、外側を向いている充実した芽(外芽)の約5mm上で斜めにカットします。これにより、春に勢いのある新芽が外側に伸び、風通しの良い杯状の樹形が完成します。
■ 夏剪定(8月下旬〜9月上旬)
10月中旬〜11月の「秋バラ」を一斉に美しく咲かせるための浅い剪定です。株全体の樹高の上部1/3程度を均一に切り戻します。秋の開花期は気温が徐々に下がるため、春よりも深みのある濃密な赤色と締まった花形を長期間楽しむことができます。
日常の管理としては、開花が終わった花を早めに摘み取る「花がら摘み」を徹底します。花首の下、最初のしっかりした5枚葉の上で切り戻すことで、次の花芽形成がスムーズになります。
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