ナポリタン3億赤字の真相!ガリガリ君「変な味」開発の狂気と裏側
成功体験は時にブレーキを破壊する。コーンポタージュ味の大成功、そして続く「ガリガリ君リッチ シチュー味」の堅調なセールスに気を良くした開発チームは、ついに越えてはならない一線を越えてしまう。それが2014年春に発売された「ガリガリ君リッチ ナポリタン味」だ。
結果は惨憺たるものだった。トマトケチャップ風味のアイスの中に、本物のトマトゼリーを練り込んだその仕上がりは、消費者の「美味しい」という許容範囲を完全に逸脱。「まずい」「一口でギブアップ」といった声が相次ぎ、店頭から全く動かなくなった。倉庫には約300万本もの在庫が積み上がり、最終的に約3億円という巨額の赤字を計上することになる。
だが、物語はここで終わらない。この歴史的大失敗に対し、企業は隠蔽するどころか「取り返しのつかない大失敗」と自虐的な広告を打ち出し、失敗そのものをネタにして消費者に謝罪した。この潔い姿勢が、逆にブランドへの絶大な愛着と信頼を生むという、異例のリカバリーを見せたのだ。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/tzleadbj/6074863/