深川製磁の偽物は存在するのか?富士山マークの見分け方と裏印の真相
Q1:祖母の遺品から出てきた古い皿の裏に富士山マークがありません。偽物でしょうか?
A1:偽物とは限りません。明治期の初期作品や特定の輸出品、あるいは宮内省(現・宮内庁)への納入品などには、富士山マークではなく「深川製」「深川造」という文字のみが手書きされたものや、特別な銘が記された作品が存在します。磁肌のキメの細かさや呉須の発色、高台の仕上げなどを専門の古美術鑑定士に見てもらうことを推奨します。
Q2:フリマアプリで「宮内庁御用達」と書かれた深川製磁はすべて本物ですか?
A2:器自体は本物であっても、現行品に対して出品者が宣伝文句として過去の栄誉を強調して記載している場合が一般的です。深川製磁自体は歴史的に宮内庁へ器を納めてきた名窯ですが、一般流通している個々の食器すべてが皇室専用に作られた特注品というわけではありません。
Q3:裏印に傷が入っている深川製磁は、買取専門店で買い取ってもらえますか?
A3:買取可能です。裏印のスクラッチは窯元基準のB級アウトレット品であることを示しますが、有田焼としての品質や実用性は十分高いため、中古市場でも一定の需要があります。ただし、完品(A品)と比較すると査定額が2〜3割程度下がる傾向にあります。
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