「プルタブ集めはやめて」善意が逆効果に?車椅子寄付の真相と最新事情

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リサイクル効率の観点からも、タブだけを取り外す行為には疑問符がつきます。一般的な350mlアルミ缶1本の総重量は約15gです。そのうちプルタブの重量は約0.5gであり、全体のわずか3%程度に過ぎません。つまり、タブだけをちぎって残りの缶を捨ててしまうと、資源価値の約97%を無駄にしていることになります。

アルミ缶全体を集める場合、車椅子1台分(約3万円相当=約300kg)を集めるために必要な缶の本数は約2万本で済みます。プルタブ単体で集める場合の「約160万個」と比較すれば、その効率の差は一目瞭然です。空き缶を潰して丸ごと回収ルートに乗せる方が、圧倒的に短期間で多くの金属資源を確保でき、経済的にも環境的にも高い効果を発揮します。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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