【現場ルポ2026】「何もない駅」から「目的地」へ——前橋駅周辺で加速する都市再開発と、街が変わるリアルな現場
現在、駅北口に立ちそびえる新街区のランドマークは、賑わいの中心拠点として完全に定着した。低層階には地元群馬の新鮮な食材を提供するオーガニックマーケットやシェアオフィス、アートギャラリーが入り、上層階はタワーマンションとして機能している。
特に印象的なのは、コンクリート一色だったかつての駅前広場が、圧倒的な緑化空間へと生まれ変わった点だ。木々が植えられた歩行者専用の広場にはベンチが点在し、週末にはローカルマルシェやストリートライブが日常的に開催されている。「買い物をしなくても、ただ座って過ごせる場所がある。それだけで駅前に行く理由ができた」と、市内に住む30代の女性は語る。
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