桐箱の箱書き完全マニュアル!表書き・裏書きの位置と伝統作法
箱書きが完全に乾いたら、作品を収めて紐を結びます。桐箱に用いられるのは主に丈夫で緩みにくい「真田紐(さなだひも)」であり、格調高い結び方として「四方掛け(しほうかけ)」が広く用いられます。
【四方掛けの基本手順】
1. 箱の中央下で紐を交差させ、箱の四方(上下左右)へ紐を回します。
2. 蓋の上部中央で紐をしっかりとクロスさせ、緩みが出ないように引き締めます。
3. 右上の紐を下からくぐらせてひと結びし、最後は解きやすい「輪結び(片蝶結び)」で整えます。
紐を結ぶ際は、結び目が蓋の中央に美しく鎮座するように長さを微調整します。また、箱書きを施した桐箱は湿気の急激な変化を嫌うため、直射日光の当たる場所や極端に乾燥した環境を避け、風通しのよい場所で保管することが美しさを長く保つ秘訣です。
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