脳や血液から検出!マイクロプラスチックの人体への影響と対策

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オランダのアムステルダム自由大学を拠点とする毒性学者ディック・ヴィーサック教授らの研究チームは、健康な成人の血液サンプルから微細プラスチック粒子を検出したと発表し、世界中に大きな衝撃を与えた。血液に乗って流れる微細粒子は、全身の血管網を通じてあらゆる主要臓器へと運ばれる可能性がある。

さらに緊迫感を高めているのが、脳組織や脳脊髄液からの検出報告だ。本来、有害物質の侵入を防ぐ強固な防壁である「血液脳関門」すら、ナノスケールの微細粒子は通過してしまう可能性が指摘されている。これを受け、医療・ヘルスケア産業でもプラスチック素材の生体適合性や代替資材の開発に関する研究が急速に加速している。脳内での粒子沈着が局所的な炎症反応や神経毒性を引き起こす恐れがあり、無視できない健康リスクとなっている。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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