アーユルヴェーダは日本人に合わない?体質と気候の落とし穴を徹底究明
アーユルヴェーダの根幹をなすのが、生命エネルギーを表す3つの要素「ドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)」です。風のエネルギーであるヴァータ(風・空)、火のエネルギーであるピッタ(火・水)、水のエネルギーであるカパ(水・地)のバランスによって、個々人の体質や現在の状態を分析します。
昨今、ネット上の簡易チェックシートによるアーユルヴェーダ体質診断が手軽に行えるようになりましたが、ここには大きな落とし穴が存在します。本来のドーシャ判定は、生まれ持った体質(プラクリティ)と、環境やストレスによって乱れた現在の状態(ヴィクリティ)を厳密に区別して見極める高度な技術を要するためです。
例えば、冷えを感じているからと「ヴァータの乱れ」と自己判断し、身体を温める目的で過剰な生姜や唐辛子を摂取した結果、潜在的な「ピッタ(熱)」を過剰に煽り、肌荒れや胃痛を悪化させてしまうケースが目立ちます。複合的な体質を持つ日本人にとって、短絡的な自己診断は逆効果を生む危険性があります。
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