久留米の花市場で何が起きている?高騰と一般開放の真相を追跡
現場を歩くと、誰もが口を揃えるのが「原価の壁」だ。重油代、肥料代、輸送コストの上昇は、生産者だけでなく仕入れ側の生花店を直撃している。筑後農業協同組合の出荷担当者も、品質を維持しながらコストを吸収する難しさを語る。だが、ただ手をこまねいている業者ばかりではない。
生き残りをかける花き仲卸業者は、今や独自の仕入れネットワークをフル稼働させている。等級やサイズが不揃いな「規格外品」をまとめ買いしてイベント装飾用に回す手法や、競り前に直接相対取引で押さえる事前予約枠の活用だ。仕入れのタイミングを分散させ、廃棄ロス(フラワーロス)を限りなくゼロに近づけること。それが相場急騰期におけるプロの鉄則となっている。
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