濃密な一服に溺れる!極上抹茶カフェの真髄と後悔しない名店巡り
このカルチャーの進化を水面下で力強く支えているのは、長い歴史を誇る名門茶商たちである。幕末から明治の動乱期にかけて玉露製法を完成させ、茶の普及に生涯を捧げた辻利右衛門の志を受け継ぐ株式会社辻利一本店。そして、徹底した品質管理と伝統の石臼挽きで世界中の茶人から絶大な信頼を集める株式会社丸久小山園。彼ら日本茶製茶業の重鎮たちが、カフェという新時代のプラットフォームに向けて次々と革新的なアプローチを仕掛けている。
シングルオリジン(単一品種)の碾茶(てんちゃ)をエスプレッソマシンで瞬間抽出する試みや、マイナス20度で急速冷凍したフレッシュな抹茶ペーストの開発など、技術革新は枚挙にいとまがない。老舗が守るべきは過去の形式ではなく、茶そのものの本質的な美味さである。その揺るぎないプライドが、街のカフェカルチャーに本物の奥行きを与えている。
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