「謝礼」と「御礼」の違いを解説!失礼や税金トラブルを避ける極意

「謝礼」と「御礼」の違いを解説!失礼や税金トラブルを避ける極意に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

社内の経理処理において、領収書や伝票をどう切るかは日々の重要課題だ。名目が「謝礼」であっても「御礼」であっても、会計上の勘定科目は実態に基づいて判断しなければならない。

業務上の専門知識提供や調査協力に対する「謝礼」は、一般的に「支払手数料」や「業務委託費」、あるいは「外注費」として処理される。これらは事業を遂行するための直接的な費用であり、全額が損金算入の対象となる。もちろん、個人に対する支払いの場合は源泉徴収票の発行や法定調書の作成が必要になる点に注意が必要だ。

他方、取引先との円滑な関係維持や日頃の感謝を込めて贈る「御礼」(お歳暮、お中元、手土産など)は「交際費」または「接待交際費」に分類される。法人税法上、交際費には損金算入の限度額が設けられているため、何でも「御礼」として処理していると税務上の損金算入枠を圧迫する可能性がある。実態が業務の対価なのか、関係構築のための交際なのかを見極めることが、健全な経理実務の第一歩となる。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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