中村玉緒と長男・鴈龍の切なすぎる親子愛…「働かない」と噂された異端の二世俳優が抱えていた葛藤と真実の姿
事故から数年後、父・勝新太郎の後押しや母・玉緒の尽力により舞台などで復帰を果たしたものの、彼が芸能界で大成することはなかった。勝新太郎が1997年にガンで他界した後は、勝が残した数億円とも言われる巨額の借金を返済するため、中村玉緒がバラエティ番組に引っ張りだことなり、粉骨砕身して働き続けた。
その傍らで、長男が定職に就かず、母からの小遣いや援助で暮らしているという噂が週刊誌などで度々報じられた。「母が命がけで返済しているのに息子は働かない」という世間のイメージは、この時期に強固に形成されてしまったのだ。しかし実際には、過去のトラウマによる人間不信や対人恐怖、さらに俳優以外の生き方を見出せない苦悩が彼を苦しめ続けていた。
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