なぜトレランは頭おかしいと言われる?100マイル狂気の心理と魅力
トレラン人気の高まりとともに、各地の山域で深刻化しているのが一般の登山客やハイカーとのトラブルです。静かに自然を楽しみたい登山客にとって、狭い山道を猛スピードで駆け抜けていくランナーは恐怖の対象でしかありません。
主なトラブル要因には以下のようなものがあります。
- 背後からの急接近・追い抜き:足音もなく背後から迫り、驚かせてバランスを崩させる。
- すれ違い時のスピード不減:狭い登山道ですれ違う際に減速せず、接触の危険を生じさせる。
- ストック(ポール)の危険な取り扱い:後方に跳ね上げた先端が後続者の顔や身体に向く。
- 登山道の土壌侵食:グリップの効いたシューズで急斜面を駆け下りることで、登山道の崩落を早める。
本来、登山道における絶対的な基本原則は「すれ違い時は歩行者が優先」「すれ違い・追い抜き時は走らず歩いて挨拶をする」ことです。一部の配慮を欠いたランナーの行動が、トレラン全体に対する「山を荒らす迷惑な存在」というネガティブな評判を招いてしまっています。現在では各大会やコミュニティが主導し、マナー講習やコース整備ボランティア活動を行うなど、ハイカーとの共生に向けた取り組みが進められています。
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