ブラジル産鶏肉の安全性は大丈夫?安さの裏にある品質検疫の真実
消費者が最も懸念するリスクの一つが、鶏の成長促進や病気予防のために投与される「抗生物質」の残留だ。過剰な薬物使用は、薬剤耐性菌を生み出す危険性をはらんでいる。
ブラジル国内では、国家衛生監督庁(ANVISA)が医薬品の使用基準や休薬期間(出荷前に薬投与を止める期間)を厳格に定めている。さらに、ブラジル政府は成長促進目的での特定抗菌薬の使用を段階的に禁止してきた。日本の食品安全委員会および厚生労働省の検疫でも、残留抗生物質の基準値は極めて厳しく設定されており、基準を超える製品が日本の流通ルートに乗る可能性は限りなく低い。国際基準に準拠した多層的なチェック機能が働いている。
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