採卵後の性行為はいつから?医師が警告するリスクと避妊の理由
「体外受精をするために採卵したのに、なぜ採卵周期の性行為で避妊を指示されるのか」と疑問に感じる方は非常に多く見られます。治療中であるにもかかわらず、医師が性行為の禁止や確実な避妊(コンドーム着用など)を強く指導する背景には、予期せぬ多胎妊娠の防止という決定的な理由があります。
採卵ではすべての卵胞から卵子を回収しようと試みますが、小さすぎて針が届かなかった卵胞(残存卵胞)が体内に残ることがあります。これらの未回収卵胞が採卵後に遅れて自力で排卵した場合、その前後に性交渉を持つと、体内で複数の卵子が一度に受精してしまう可能性があるのです。
採卵周期に自然妊娠が成立すると、品胎(三つ子)や四つ子といった危険性の高い多胎妊娠に発展するケースが実際に存在します。多胎妊娠は流産・早産率や母体合併症のリスクが極めて高いため、医療機関では採卵周期における「タイミング法の併用」を厳格に禁止しています。
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