【密着の真相】番記者とは何者か?スクープ連発の裏側と壮絶な仕事内容
対象者と深く一体化する取材手法は、常に批判の対象にもなってきました。長年指摘されているのが、番記者と取材対象の癒着問題です。
毎日顔を合わせ、夜遅くまで行動を共にし、時には飲食を共にするうちに、記者側が対象者に感情移入してしまう「ストックホルム症候群」のような現象が起きることがあります。その結果、都合の悪い不祥事を報道しなくなったり、権力者側のプロパガンダを無批判に垂れ流す広報機関に成り下がってしまったりする懸念が絶えません。
欧米メディアからは「記者クラブによる情報独占とアクセス・ジャーナリズムの弊害」として厳しく批判されることも少なくありません。権力に食い込んで内部告発や深層情報を引き出す武器であると同時に、権力を監視する批判精神を鈍らせかねない刃でもあるという二面性を抱えています。
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