海を包む白い幻影「けあらし(気嵐)」とは?発生条件と全国絶景スポット

海を包む白い幻影「けあらし(気嵐)」とは?発生条件と全国絶景スポットについて押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

「気嵐」は一般に「けあらし」と読みます。文字通り「気」の「嵐」と書きますが、暴風雨のような激しい嵐を指す言葉ではなく、穏やかな水面から立ち込める濃密な霧の情景を表します。

この情緒あふれる名称のルーツは、北海道の日本海側に位置する留萌(るもい)地方の漁師言葉(方言)にあります。厳冬期の留萌港周辺で、海からもうもうと煙のように霧が湧き上がる様子を地元で「気嵐」と呼んでいたものが、作家や写真家、気象キャスターらを通じて全国的に知られるようになりました。

気象学的な分類において、けあらしは「蒸気霧(じょうきぎり)」と呼ばれる現象そのものです。冷たい空気と暖かい水面が接触することで起きる現象全般を学術的には蒸気霧と呼びますが、冬の季語や旅情を誘う自然の景観名として「けあらし」の名が広く愛されています。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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