「他人を許せない」脳の暴走…Sns炎上を招く正義中毒の正体と対策

「他人を許せない」脳の暴走…Sns炎上を招く正義中毒の正体と対策の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

現実世界の対面コミュニケーションであれば、相手を徹底的に罵倒することに良心の呵責を覚える人が大半です。しかし、なぜSNS上では暴徒と化してしまうのでしょうか。

ネットバッシングの真相には、強烈な「自己正当化」が関わっています。攻撃者は自分自身を「卑劣な加害者」とは微塵も思っていません。それどころか「悪を懲らしめる善良な市民」という役割を担っていると本気で信じ込んでいます。みずからの暴力を正義でコーティングするため、通常の攻撃に伴う罪悪感が完全に消失してしまうのです。

さらにSNS炎上の心理を後押しするのが、デジタル空間特有の匿名性とエコーチェンバー現象です。同じ怒りを共有するフォロワーから無数の「いいね」やリポストが集まると、脳は自らの主張が絶対的な真理であると誤認します。「悪人を完膚なきまでに叩き潰すことは社会貢献である」という歪んだ全能感が、歯止めの利かない集団リンチを引き起こしています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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