『シェイプ・オブ・ウォーター』はなぜ気まずい?家族鑑賞で後悔する訳
鑑賞者を最も動揺させるのが、主人公イライザを取り巻くあからさまな性的描写(濡れ場シーン)の数々です。物語の導入部分から、主人公が朝のルーティンとしてバスタブで自慰行為に耽る姿が日常の風景として淡々と描かれます。この時点で、親や子どもと一緒に観ていた場合は視線のやり場に困る事態に陥ります。
さらに物語が進むと、イライザと水棲生物(彼)との恋愛描写はプラトニックの枠を超え、肉体的な交わりへと発展します。バスルーム全体に水を張り巡らせて結ばれるシーンや、翌朝にイライザが親友に対して身振り手振りで「彼とどうやって愛し合ったか(身体の構造)」を得意げに解説するシーンなど、ユーモアを交えつつも極めて直接的な描写が続きます。
また、悪役であるストリックランドが妻と性行為に及ぶ場面でも、彼の歪んだ支配欲が暴力的なニュアンスを伴って描かれるなど、全体を通して性的な緊張感が漂っています。「親と一緒に見れるか?」と迷っているなら、気まずい沈黙を避けるためにも絶対に一人で観ることを強く推奨します。
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