アーユルヴェーダは日本人に合わない?体質と気候の落とし穴を徹底究明

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実践者の間で誤解されがちなのが、身体の不調を何でも「毒出し」と解釈してしまう傾向です。身体が整う過程で一時的なだるさなどが出るアーユルヴェーダの好転反応は実在するものの、激しい下痢や湿疹まで好転反応で片付けるのは極めて危険です。

代表的な事例が、アーユルヴェーダのスパイス摂取による下痢です。クミンやコリアンダー、ブラックペッパーなどは適量であれば消化を助けますが、刺激に慣れていない日本人の胃腸粘膜を傷つけ、腸内環境を荒らしてしまうことがあります。また、伝統的な万能オイルとされる「ギー(無塩発酵バターを煮詰めた油)」も注意が必要です。

海藻や穀物、発酵食品を中心に適応してきた日本人の腸内環境は、欧米やインドの人々と比較して動物性脂肪の大量分解を得意としません。そのため、ギーオイルが体質に合わない人が無理にスプーン数杯を飲み続けると、未消化物(アーマ)が体内に蓄積し、重度の胃もたれや吹き出物の原因となります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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