【緊迫ルポ】暗闇のサプライチェーンを動かす影の調達者——2026年、暗号化アプリとAiで進化する「ドラッグバイヤー」の過酷な実態
日本国内に届いた薬物が末端の利用者に渡るプロセスにおいて、バイヤーたちが最も冷酷な計算を働かせるのが「運搬役(トカゲのしっぽ)」の調達だ。X(旧Twitter)や各種SNSで「即日即金」「高額手押しバイト」といった甘い言葉を散りばめ、金銭的に困窮した若者や学生を募集する。
指示役であるバイヤー自身は安全な隠れ家や海外の拠点から指一本動かさず、リスクのすべてを「闇バイト」に応募した若者に背負わせる。警察に逮捕されるのはいつも末端の配達員ばかり。バイヤー側は使い捨てのコマが消えれば次のコマを補充するだけであり、組織の核心部には傷一つ負わせない冷酷な構造が定着している。
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