皇室の伝統「講書始の儀」とは?天皇皇后両陛下が臨む知の最前線
講義を行う研究者の選定において中心的な役割を果たすのが日本学士院だ。学術上の功績が顕著な科学者・学者を優遇するための機関であり、国内の最高権威として知られる。日本学士院の推薦を経て宮内庁に提出され、最終決定へと至る過程には数ヶ月に及ぶ入念な準備が費やされる。
選ばれることは研究者にとって一世一代の名誉だ。単に有名な教授が選ばれるわけではない。自らの分野で革新的な発見を成し遂げ、学術の発展に寄与した本物の知性だけがその壇上に立つことを許される。各分野の均衡を保ちつつ、時代の要請や先端技術のトレンドを反映させた選考が行われている点も特徴的だ。
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