藤原道長を蝕んだ糖尿病の真相!古記録が明かす失明と壮絶な最期
平安時代において、糖尿病は「水をいくら飲んでも喉の渇きが癒えない」特徴から飲水病(いんすいびょう)や「消渇(しょうかつ)」と呼ばれていました。藤原道長がこの病に苦しんでいた事実は、当時の貴族が残した複数の日記から完全に裏付けられています。
なかでもライバル関係にあった藤原実資の日記『小右記』には、道長の発病と衰弱の様子が克明に記録されています。長和5年(1016年)、道長が51歳の頃、実資は道長が「昼夜を問わず水を大量に飲み、口が激しく渇いて痩せ細っている」という報告を受けて驚いた旨を記しています。
また、道長自身の自筆日記である『御堂関白記』にも、身体の異変が生々しく綴られています。公務の激務の中で「身体が極めてだるい」「喉が渇いてたまらない」といった記述が頻出し、自らの制御がきかない体調不良に苛まれていた様子がうかがえます。医学的に見ても、多飲・多尿・急激な体重減少は進行した糖尿病の典型的な自覚症状であり、道長が重度の糖尿病を患っていたことは間違いありません。
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