部屋が劇的に垢抜ける!日本の住まいに宿る北欧スタイルの新法則

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いま、世界のインテリアデザイン界隈を席巻しているのが、日本の「侘び寂び」と北欧のミニマリズムが融合した「ジャパンディ(Japandi)」スタイルだ。両者には驚くほど多くの共通点がある。天然素材への敬意、余白を尊ぶ美学、そして職人の手仕事に対する揺るぎない信頼感。これらが合流したとき、静謐でありながら圧倒的な温もりを放つ空間が立ち現れる。

象徴的なのが、ハンス・J・ウェグナーの名作「Yチェア(CH24)」だ。デンマーク生まれのこの椅子が、なぜ日本の畳敷きや障子のある和モダン空間にこれほどまでに溶け込むのか。ウェグナーが明代の中国椅子から着想を得ていた史実は有名だが、ペーパーコードの座面や軽やかなフレームラインは、日本の伝統的な木工家具と見事な呼応を見せる。アルネ・ヤコブセンの洗練されたフォルムにも通じる「引き算の美学」が、日本の住宅が抱える空間の制約をエレガントな個性へと転換してくれる。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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