京都の至宝「長楽館」完全攻略!アフタヌーンティー予約と服装の真相
長楽館の歴史は、明治42年(1909年)に遡ります。日本の煙草王と称された実業家・村井吉兵衛が、国内外の賓客を迎えるための迎賓館として私財を投じて建設しました。木造3階建て(一部鉄筋コンクリート造)の壮麗な洋館は、その歴史的・芸術的価値の高さから京都市指定有形文化財に指定されています。
設計を手掛けたのは、立教大学などを設計したアメリカ人建築家ジェームズ・マクドナルド・ガーディナーです。外観はルネサンス様式を基調としながら、内装にはロココ、ネオ・クラシック、アールヌーヴォー、さらには和風の書院造まで、部屋ごとに異なる贅を尽くした意匠が散りばめられています。館内を歩くだけで、世界の一流建築様式を巡る旅に出たかのような感覚を味わえるのが最大の特徴です。
ちなみに「長楽館」という館名は、初代内閣総理大臣である伊藤博文が滞在した折、窓外に広がる東山の絶景を愛でて「長楽未央(長楽いまだ央[つき]ず)」の漢詩から命名し、自ら揮毫した扁額を贈ったことに由来します。円山公園や祇園の散策路と直結する抜群のロケーションにありながら、一歩足を踏み入れれば明治の華族文化へとタイムトリップしたかのような静謐な空気が漂っています。
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