手足口病の治りかけに皮や爪が剥がれる真相!原因と正しい対処法を解説

手足口病の治りかけに皮や爪が剥がれる真相!原因と正しい対処法を解説に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

子どもの手足の皮がめくれているのを見て、「この皮にウイルスが残っていて他人にうつるのではないか」と登園や外出を躊躇する親御さんは少なくありません。しかし、落屑によって剥がれ落ちた皮膚そのものに感染力はありません。ウイルスはすでに体内の免疫によって不活化されており、皮むけの段階で周囲に感染を広げる危険性は極めて低いと判断されます。

注意すべきは、手足口病のウイルス(特にエンテロウイルス属)は症状が治まった後も2〜4週間にわたって便中に微量排出され続けるという点です。皮むけを過度に恐れる必要はありませんが、オムツ交換後やトイレ後の手洗いは引き続き徹底が求められます。

また、めくれかけた皮が気になって指で引っ張ってしまう行為には、以下のような重大なリスクが伴います。

① 健康な皮膚まで裂けて出血・激痛を引き起こす
まだ剥がれる準備ができていない未成熟な皮膚組織まで無理やり引きちぎることになり、出血や歩行時の強い痛みの原因になります。

② 細菌の侵入による「とびひ(伝染性膿痂疹)」の併発
生傷となった患部に黄色ブドウ球菌などの常在菌が入り込むと、二次感染を起こして「とびひ」へ発展し、全身に強い痒みやジュクジュクした水疱が広がる恐れがあります。

③ 傷跡や色素沈着が長期間残るリスク
自然に剥がれ落ちるのを待てば跡形もなく治るはずの皮膚に傷を作ることで、色素沈着や角質肥厚などの肌トラブルが長期化してしまいます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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