神ゲーの皮を被った虚無か?十三機兵防衛圏が賛否両論を呼ぶ真相
本作のディレクションを務めた神谷盛治氏の手腕は、まさに狂気的とも呼べる緻密さにある。だが、そのこだわりこそが脱落者を生む最大の元凶だ。本作は13人の主人公それぞれの視点で物語が語られるSF群像劇アドベンチャーゲームであり、時系列は1940年代から2060年代、果ては異なる時間軸へと容赦なく跳躍する。
同スタジオの名作『オーディンスフィア』がリレー形式で紡がれるドラマだったのに対し、本作はプレイヤーが自らの手で視点を選択し、断片的なピースを埋めていく形式を採る。昨日の出来事と100年後の未来が脈絡なく接続される展開に、脳の処理能力が追いつかない。「誰が誰で、いま何のために戦っているのか」を見失った瞬間、ストーリーを追う意欲は急速に失速し、退屈な作業へと変貌してしまう。
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