必須脂肪酸の最強ゴロ!オメガ3・6や炭素数・国試対策を徹底解説

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薬剤師国家試験や生化学の難問として頻出するのが、「α-リノレン酸」と「γ(ガンマ)-リノレン酸」の構造的・代謝的な違いです。どちらも同じ炭素数18、二重結合数3(C18:3)という同一分子式を持つ異性体ですが、生理活性や所属系列はまったく異なります。

決定的な違いは以下の通りです。

1. 所属系列の違い
・α-リノレン酸(ALA):ω-3系列。植物の葉緑体やエゴマ油、アマニ油に多く含まれ、体内に入ると不飽和化・炭素鎖延長を経てEPAやDHAの前駆体となります。
・γ-リノレン酸(GLA):ω-6系列。リノール酸から体内で合成される中間代謝産物であり、月見草油などに含まれ、最終的にアラキドン酸へと代謝されます。

2. 二重結合の位置
メチル基末端から数えた場合、α-リノレン酸は第3炭素から二重結合が始まるのに対し、γ-リノレン酸は第6炭素から始まります。カルボキシ基側からの位置表記では、α体が「Δ9,12,15」、γ体が「Δ6,9,12」となります。

試験対策としての覚え方は「アルファはサン(α=ω-3)、ガンマはロク(γ=ω-6)」と極めてシンプルに対比させておくことが最も効果的です。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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