ブラジル産鶏肉は本当に危険か?厚生労働省データと検疫の真実

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一方、供給国であるブラジル側の取り組みも見逃せない。ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領率いる現政権は、農産物輸出の透明性と持続可能性を国家戦略の柱に据えている。環境保護と同時に、国際的な信頼を獲得するための衛生管理強化を進めてきた。

その現場を牽引するのが、同国の養鶏業界を束ねるABPA(ブラジル動物性タンパク質協会)だ。ABPAは自国農場に対し、欧米や日本といった厳しい基準を持つ輸入国の要求を満たす衛生管理ガイドライン(HACCP等の導入)を徹底指導。世界最大級の鶏肉輸出国としてのプライドと市場維持のため、現場でのトレーサビリティ管理や抗生物質の使用制限が徹底されている。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

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