沖縄のトカゲに毒はあるのか?緑色の正体やヤモリとの見分け方を解明
地元で「ヤールー」と親しまれるヤモリと、トカゲを混同する旅行者や移住者は少なくありません。両者は同じ有鱗目に属する爬虫類ですが、骨格構造や行動生態に明確な相違点が存在します。
最も確実な見分け方は足の指の構造と活動時間帯です。ヤモリ(主にホオグロヤモリやニホンヤモリ)の指先には微細な剛毛が密生した「趾下薄板(しかはくばん)」があり、垂直なガラス窓や民家の壁面、天井を自在に歩き回ることができます。また、夜行性のため夕方から夜間にかけて街灯周りに集まり、まぶたを持たないため常に目が開いた状態に見えます。
一方、トカゲ類は指先に鋭い爪を持っており、土の上を走ったり木の幹を登ったりすることは得意ですが、ツルツルした壁面やガラスに張り付くことは構造上不可能です。基本的に昼行性で日光浴を好み、人間と同じように自由に開閉できる可動まぶたを持っています。「夜間に壁に張り付いて虫を待っているのはヤモリ」「昼間に草むらや木の上で日光を浴びているのはトカゲ」と判別すれば間違いありません。
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