膝を叩くと足が動く驚きの仕組み!潜む危険な病気と異常のサイン

膝を叩くと足が動く驚きの仕組み!潜む危険な病気と異常のサインの基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

反射が出ないこと以上に警戒すべきケースが、軽く叩いただけなのに足が大きく跳ね上がったり、ピクピクと小刻みに震え続けたりする「腱反射の亢進(こうしん)」です。

健康な状態では、脳(上位中枢)が脊髄に対して「反射が暴走しないよう抑えるブレーキ」を常に効かせています。しかし、脳や頚椎(首)の脊髄に重大なトラブルが起きると、このブレーキが解除され、脊髄反射が制御不能になって過剰に暴走してしまいます。

腱反射の亢進を引き起こす代表的な疾患には以下のようなものがあります:

・脳血管障害(脳梗塞・脳出血):脳の運動中枢が損傷し、後遺症として手足の腱反射が異常に強くなります。
・頚椎症性脊髄症・後縦靭帯骨化症:首の骨の変形によって脊髄自体が強く圧迫され、手足のつっぱりや歩行障害とともに反射が過剰になります。
・筋萎縮性側索硬化症(ALS):手足の筋肉が痩せ細って筋力が落ちていく難病ですが、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの双方が侵されるため、筋肉が萎縮している部位の近くで腱反射が異常に亢進するという特徴的な乖離症状を示します。

なお、医師は腱反射の亢進が疑われる場合、足の裏を先の細い棒で擦って親指が上を向くかどうかを見る「バビンスキー反射」などの病的反射テストを併せて行い、中枢神経の障害を確定させていきます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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