卵ではない?ハンプティダンプティの正体と童謡に隠された恐るべき謎

卵ではない?ハンプティダンプティの正体と童謡に隠された恐るべき謎について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

ハンプティ・ダンプティは、イギリスで何百年も口承されてきた童謡集『マザーグース』に収録されている極めて有名な一曲です。まずは、そのシンプルな原詩と日本語訳を確認してみましょう。

【英語原詩】
Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.

【日本語対訳】
ハンプティ・ダンプティが 塀の上に座った
ハンプティ・ダンプティが 派手に落ちた
王様の馬すべてと 王様の家来すべてをもってしても
ハンプティを元に戻すことはできなかった

ご覧の通り、詩のどこにも「卵」とは書かれていません。この童謡はもともと、歌い手が歌詞を口ずさみ、聞き手が「それはいったい何?」と答える伝統的な「なぞなぞ(Riddle)」でした。「高いところから落ちて割れてしまい、どんな名医や大軍を動員しても決して元通りにならないもの=卵」という仕掛けだったのです。

18世紀末の文献記録(1797年の『ガマー・ガートンの花冠』など)にも記録が残るこの歌は、子どもたちに言葉遊びと発想力を教える民俗知の結晶でした。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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