武尊と天心の地上波放送中止はなぜ?フジ撤退の深層と現在の格闘技
地上波という最大の露出機会を失ったことで、興行の成否はサイバーエージェント傘下のABEMAによる独占生配信に委ねられました。結果として、この賭けは日本のエンタメ史に残る空前絶後のメガヒットを巻き起こします。
武尊・那須川天心のABEMA PPV(ペイ・パー・ビュー)は、一般チケット5,500円(税込)という強気の価格設定にもかかわらず、販売数が50万件を突破。PPV関連売上だけで約50億円規模に達し、東京ドームに集まった5万6,399人の観客動員によるチケット収入(約20億円)と合わせて、1興行で70億円を超える巨大な経済価値を創出しました。
全国放送の無料枠が消えたことで、コア層だけでなくライト層までもが「お金を払ってでも生で目撃したい」という強烈な飢餓感を抱いたことが、爆発的な課金へと直結しました。日本の有料配信ビジネスにおけるゲームチェンジャーとなった瞬間です。
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