世界が息をのむ日本の異質さ?文化と働き方に潜む決定的なギャップ
円安の波に乗り、日本各地の観光地は未曾有のインバウンド観光産業の活況に沸いている。だが、この現象を手放しで喜んでばかりはいられない。海外のテレビクルーが制作するドキュメンタリー番組では、「安くて美味しく、治安の良い国」として日本が特集され、欧米の富裕層から見れば「かつての先進国がバーゲンセールを行っている」ように映っているのが冷徹な実態だ。
JETRO(日本貿易振興機構)の最新レポートでも、日本企業の内向き志向やデジタル分野での投資遅れが、海外展開における競争力低下を招いている実態が警鐘として鳴らされている。国内市場の縮小をインバウンドの消費で補う構図は、一時的な延命措置に過ぎない。
外からの需要に依存しながら、自ら外へ打って出る気概を失っていないか。観光客の歓声の陰で、日本経済の構造改革は待ったなしの局面に立たされている。
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