ビカクシダ胞子培養の成功法則!カビを防ぎ発芽率を高める極意
受精が成功すると、前葉体の中央から待望の第一葉である胞子体が芽を出す。つややかな緑の小さな葉が立ち上がる瞬間は、胞子培養家にとって至福の瞬間だ。胞子体が複数発生して密集し始めたら、ピンセットを用いて慎重にピンチし、個別または小さなグループごとに新しい水苔培地へ仮植え(スペーシング)を行う。
仮植え直後の幼苗は非常にデリケートであり、急激な湿度の変化に耐えられない。そのため、いきなり外気にさらすのではなく、徐々にケースの蓋をずらして外気に慣らす順化のプロセスを数週間かけて行う。この丁寧な作業を怠らないことが、強健な株へと成長する基礎をつくり出す。
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