【2026年現地取材】なぜ今、大阪・天満なのか?昭和レトロと次世代カルチャーが激突する「日本一の梯子酒街」最前線
天満を語る上で絶対に外せないのが「せんべろ(1,000円でべろべろに酔える)」の存在だ。令和8年の現在も、そのDNAは揺らいでいない。どころか、競合がひしめくこの街では、価格以上の満足度を提供する工夫がさらに鋭さを増している。
名物の串カツは1本100円から。揚げたての衣から立ち上る香ばしい匂いが食欲をそそる。刺身の盛り合わせがワンコイン以下で提供される店も珍しくない。「うちの原価率は正直厳しい。でも、客が喜んで笑って帰ってくれたらそれでええねん」。店主の軽妙な関西弁が、カウンターの空気を一瞬で和らげる。この計算抜きの人情こそが、天満の酒場を支える真のエンジンだ。
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